縄文の火

丘の上の畑でたおやかな風を受けながら思うことがあります。
大井町に移住して間も無いですが暮らしてみて思うことは居ごごこちの良さ。
縄文の昔からここには人が住み着いていました。遠い昔の祖先が住みよいと
感じた場所が、今も同じように人に優しい・・・。神奈川県にこんなところが残
っていたなんて！しかもここで畑仕事が出来るなんて幸せだな〜。

遠い祖先の感性を伝える物の一つが土偶。
kero2が借りている畑の近く、ブルーベリー園旭の園主の敷地で重要文化財
指定の土偶が発見されていることもあり、夏祭りで陶芸家の兼藤さん指導の
ワークショップがあったのでした。kero2は残念ながら作ることは出来ませんで
したが、先日みんなが作った土偶が気になって野焼きの日に見に行きました。

土と炎。不思議と人を惹き付けます。
土を塗り固めた野焼きの窯から土偶が姿を見せました。

遠くには夜景が見えます。でも、
今日見た炎は縄文人が土偶を焼く時見ていた炎と同じだったののかも知れません。

シロタンvsヤマカガシ

畑に現れたヤマカガシ君。よく見るとカワイイ〜！ですよね？
この日、我々の畑に来てしまったのが運の尽き。kero2とシロタンに捕まってしま
いました。

おとなしい性格のヤマカガシは他のヘビに比べて逃げ方もどことなく奥ゆかしい。
主食はカエル。食物連鎖の上位にいるヘビが１匹いると、この畑にも生態系を感
じることが出来ます。

ひとしきりシロタンの暇つぶしの相手をさせられたあとそそくさと草むらへ。
しつこく追いかけるシロタンを制止しつつ、「これに懲りずにまた来てね〜」
とお別れしたのでした。

モズのはやにえ

種を採る為に畑に残しておいたオクラ。

その先には“はやにえ”が刺さっていた。イナゴだろうか・・・。

せっかくのご馳走だったけど、このあとオクラのサヤもがせてもらった。。。

モズはケロケロ☆農園で最も愛されている鳥。
真ん丸の黒目が可愛い。縄張り意識が強く、他の野鳥を
追い払う姿をよく見かける。豆を喰うハトやミミズばかり
偏食するムクドリを追ってくれるのはありがたい。
馴れると手が届きそうな距離でも逃げなくなり、コガネムシ
の幼虫を投げるとすかさず食べに来る。